2008年2月9日土曜日

マウス

新しいアップルのノートパソコンを使い始めたが、現物を見ることもなく注文したため困ったことがいろいろと起きた。そのひとつは、ワイヤレスマウスの空きポートが確保できないことだった。そこで新たに、本体内蔵のBluetooth接続できるマウスを調べたが、意外にも、この規格のマウスが少ないのである。アップル純正のものはかたちが嫌いなので、それ以外というと、ほとんど選ぶところがないありさまだ。

古臭い感覚の人間なので、かちっとしたスクエアなデザインが好みなのだが、パソコン関係にそれを求めるのは無理がある。せめて、余計な遊びのない、すっきりとしたのはないかと探したところ、たったひとつだけ、納得できたものが写真のマウスなのである。正規の国内流通品ではないが、ごく普通に使えて、使用上の問題は全然ない。小振りでありながら、掌や指に自然にフィットする感じがすばらしい。なんでこれを日本で販売してくれないのだろう、これも今流行りのジャパン・パッシングなんだろうか。

隣の黄ばんだマウスは、マウスという新参のデバイスが普及し始めた頃のもの。これで初めてお絵描きした感動が忘れられずに、未だに捨てられずにいる。こうやって、新旧のマウスを並べてみると、こんな小物にまでデザインの変化の大きさを実感する。古い方はまるでマッチ箱だが、いまどきのは最新のスポーツカーのようだ。

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