2011年3月7日月曜日

お気に入りの居場所


ぼちぼち暖房器具をしまわないと、と思ったところが雪景色。ウィンタースポーツは好きなくせに、自分のところに雪が降るとうんざりする。まったく我が儘なものだ。

ウチにはコタツがない。学生時代はさんざんコタツの世話になったが、それ以降ずっと持たない暮らしが続いている。決して嫌いなわけでなく、むしろあれば極楽だが、性分としてコタツがあるとだらしなくなるから避けている。エコロジーの観点からは、どてらとコタツが最強の組み合わせだとは思うのだが。

エアコンやファンヒーターは風が出るので気に入らない。石油ストーブは雰囲気はいいが、空気の汚れと結露が大変。それに灯油の確保も問題だ。パネルヒーターという選択もあるが、暖まらない割に電気代が嵩む。結局、部屋の中で厚着して、普通に寒い日はガスストーブを、もっと寒い日はエアコンを併用している。さらに窓下専用のヒーターを設置しているので、寒い思いをすることはない。もっとも一番の理由は、単に家が狭いからというわけだが。

休日の昼下がりは、日の当たる窓辺に引っ越し、ストーブに当たって過ごす。柔らかな日差しと、ストーブの程良い暖かさが甘い眠りを誘う。今わたしにとって、ここが何よりお気に入りの居場所であり、くつろげる時間なのである。

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