2010年5月25日火曜日
角を丸める
ちょっとレアな、楽しい文房具を買った。写真のL字の隅っこ、金属部分に紙の角を合わせて、裏からレバーを押すと、たちどころに角が落ちて丸くなるという道具。
もらった絵葉書や気に入った写真を栞代わりにしたときなど、使っている内に角が潰れて醜くなる。それで、あらかじめハサミで角を丸めるのだが、意外にこれが簡単でなく、四隅のアールが揃わなくていつも気分が悪い。何とかならないかと予てから不満を持っていたところに、格好の文房具をAmazonで偶然見つけたのだ。
そもそも、この世の中に、「紙の四隅を綺麗に丸められない」という変な悩みを抱えている人が、自分以外にいるとは思わなかった。それに、その悩みを解決しようという、奇特な会社があるとは想像もしなかった。まあ、本当にバカみたいな道具だが、そういうものが存在するのがまさに自由主義経済の良いところなのである。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
40年近く前の頃だが、日本で最初に発売されたパソコンで、戦争ゲームを楽しんでいたときがあった。パソコンゲームと言っても今のような動画を楽しむものでなく、むしろ将棋ゲームに近い戦略ゲームと言ったようなものだ。ゲームの内容は、歴史上実際にあった有名な戦争を下敷きに、プレイヤーがどうや...
-
「 日本の「安心」はなぜ、消えたのか 」 山岸敏男 安心社会の原理とは、固定メンバーの相互監視によって集団規律を維持し、安全コストを最小限に抑えようとする社会原理。相互監視という機能に依存するので、リスクをとって他人を信頼する必要がない。ただし、他者を排除する必要があるので、...
0 件のコメント:
コメントを投稿