年末年始、嬉しかったことなど


大晦日に高校生の姪に、進路について相談された。
ついこの間、生まれたばかりの姪を抱きかかえてあやしていたのに、その彼女から将来の進路を相談されました。数学が得意なので理系にするか、もしくは文系なら経済を勉強したいと。まあ、どっちでも好きな方を。ただし、余程自信があるなら別だけど、できるだけ競争相手が少ないコースが無難かも、と言っておきました。そして、世界中に数学の得意な奴がいて、そんな連中と一生厳しい競争をしなくてはならないことを覚悟しなさい。それでもというなら、留学も念頭に、今からしっかり外国語も習得するようにと言い渡しました。それから、もし叔父さんだったら、進学せずに日本の伝統工芸の世界に入門し、そこで技術を習得してから世界を渡り歩く、とも。

その後妹から姪の反応を聞いたのですが、「やっぱりウチの血筋は、みんなユニークな考え方をするね。」と言ってたそうです。ちょっと見ない間に、ずいぶんと偉そうな口をきくようになったものだ。今春から高校2年、私もその頃は可笑しいくらい精一杯背伸びしてましたねぇ。

親の恩。
年が明けて、すぐに帰京しなくてはならず、まだ夜が明けないうちに出発しました。実家は見通しのいい場所に建っていて、家を出てしばらくして振り返ると、遠くに、玄関の光を背景に小さくなった母のシルエットが見えました。私、ぼちぼち白いものが目立つようになったオッサンなんですが、幾つになっても子は子なんですね・・・。心の中で小さく手を合わせました。

些細なことなんですが。
帰りの機中で、フライトアテンダントさんから親切にしてもらいました。メモを取りながら本を読む習慣があって、たまたま適当な紙がなくレシートの裏にびっしりと書き込んでおりました。それを見たアテンダントさんが不憫に思ったのでしょう、冷凍シュウマイですら瞬時に溶けるような笑顔で、「よろしければ、お使い下さい」とメモ用紙の束を手渡してくれました。何しろいい歳ですからね、余計な関心を払わないようにしているのですが、それでも若くて綺麗な女性に親切にしてもらうと、やはりポッと心ときめくものがありますな。

こんな調子で、年末年始は小さくとも嬉しいことが重なりました。贅沢は望みません、せめて誰も悲しむことのない、平穏無事な一年でありますように。

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