景気の「気」

休日の昼下がり、自宅から都心まで自転車を漕いで遊びに行きました。
公園を散歩した後、文具店に立ち寄り、その並びにある老舗の団子屋で休憩というお手軽コース。
天気が良かったせいか人出が多く、団子屋でお茶を済ませる頃には、店内は満席となり、外にまで長めの行列ができていました。

来たついでに近くのデパ地下に立ち寄ると、これがまるで歳末セールのような大賑わいです。
取り立てて混む理由もないのにと不思議に思い、興味半分で店内を見て回りました。
すると食品売り場だけでなく、他の売り場も同様の混み具合。
それどころが、普段は客が入らないはずの宝飾品売り場でも、多くの人が熱心に品定めをしています。
どさくさに紛れて、いつもなら近寄ることすら憚られる有名ブランドのショーケースを、じっくりと見て回ることができました。

数年前に、渋谷のデパートがあまりに寂れていた様子をブログで書きましたが、きっと現在は様変わりしているのではないでしょうか。

しかもそれだけじゃない。
自分が目にする範囲での印象ですが、このごろ高級車が目立って多くなってきてます。
いったいいくらするのか見当もつかないような、珍しいクルマが走り回ってます。
普通のスーパーマーケットの駐車場が最新の外車でいっぱいになり、うちの古ぼけたクルマがみっともなく見えるほど(笑。
きらびやかなバブルの時代だって、これほど外車を見かけませんでした。
つらつらと思うに、気がつかない間に豊かな人々が急増していると考えるのが素直じゃないでしょうか。
そのような人たちの主導で、消費が活発化しているのです。
先の選挙の際、野党候補のアベノミクスのせいで国民の生活が苦しいという主張が頻繁に聞かれましたが、街角から見る実際の印象とはかなり食い違ってました。

景気の現状をそんなふうに感じていた矢先、日経新聞の電子版で富裕層の消費が活発化しているという記事を読みました。
やはりというかそれ以上に、直感を裏付ける実態が描かれていました。
今はまだ広がりは小さいかもしれませんが、景気が上向いていること自体は大いに歓迎すべきことです。
しばらくすれば賃上げも実施され、中間層の所得が伸びると、消費の広がりだって本格化するはずです。

願わくば、せめて2020年の五輪大会まで、少しずつでも良いから、緩やかな景気回復が続くと良いですね。
そしていつかは、「あの頃はピケティの本が流行りましたねえ。」と余裕で振り返る時代が到来すればいい。
景気の「気」は、気持ちの「気」と言います。
本格的な景気回復には、先ずは我々一人一人が楽天的に前向きな気持ちになることが大切なのじゃないでしょうか。

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