消耗品


馴れ親しんだテープレコーダーが相次いでダウンしてしまった。これまで何度も修理しながら使い続けていたが、都内のサービスセンターは閉鎖になり、もはやこれまでという状態になった。

そう、これは潮時なのだ。アナログに固執するのは、もう時代遅れ。そう悟って、ようやくICレコーダーに乗り換えた。小さく、軽く、申し分のない性能。これだけで100時間以上も、余裕を持って録音できる。おまけに拍子抜けするほど安価だ。

しかし、いかにも消耗品という雰囲気が引っかかる。「たかが電器製品なんだから、もっとドライに付き合ってよ。」と言われているみたいだ。一部の隙もない、きわめて有能なビジネスマンのような商品。その遊びや潤いのないデザインが、商品の付加価値を小さくしているという事実に気づいて欲しい。

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