2007年9月30日日曜日
ゲーム
ある人の、子供のころの思い出話を聞いた。学校では、子どもたちはランチを食べ終えると、同じテーブルを囲んだ仲間の中から代表して食器を返しにいく係を決める習慣があったという。たとえば「今日は2番目に数の小さな子だよ」と予め決めてから、みんなで一斉に空になったガラスのコップの中を覗き込む。そして「ボクは3だ」、「わたしは41」、「わたしは13」、「ボクは21。じゃあ今日は13番だね。」という風にして、その日の当番を決めていたそうだ。
本当にそれでゲームが上手く成立するのだろうかと不思議に思い、うちにもあるその国のガラスのコップを調べてみると、1組だけ同じ数であとはすべてバラバラだった。ずいぶんと昔の話なんだけど、そんな小さなことに一体誰が気づいたのか、どうしてそんな習慣が出来たのか、まったく子どもは遊びの天才である。
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