買い物雑感

今年に入って物価の上昇圧力が強まってきて、何を見ても値上がりしそうな感じがする。そんな気分のせいだろうか、このところ、なんだかんだと無駄遣いをしている。と言っても、もっぱら散歩の途中で小銭入れを開く程度のことなので、子どものママゴトのような買い物だ。

で、その1。大辞林第2版。同書の最新版が発売されたのをきっかけに、20年近く使った初版とさよならをしたくなって、古本屋で買い求めた。本を目方で量るのは変だが、小さなコイン3枚と交換に、ずっしりと重い辞書を抱えて帰り、なんだかとても幸せな気分。しかし、初版より少々マシとはいえこの表紙の安っぽいこと、ライバル広辞苑と比べると、ずいぶんと装丁が見劣りする辞書である。

その2。懐かしい陶器の犬の人形。ステレオセットのおまけに付いてきた大型のものを、長いこと本棚の隅っこに飾っていたが、知らない間に無くしてしまっていた。そして後になり映画「時代屋の女房」を観ていて、初めてそのことに気がついたのである。たまたま通りがかった露天バザーで、未使用の箱入りがずらりと並んでいて、それを手に取って眺めていたところ引っ込みが付かなくなり、コイン2枚と交換。ちょっと不思議なのは、こんな小さな犬の置物、一体何のおまけだったのだろうか。もしかして、ラジオのおまけなの?

先日、自動車のバッテリーを交換したが、原材料の相次ぐ値上げで、年初からすると5割近く高くなっていた。1月の点検時に、ディーラーから交換を勧められたが、もうちょっとと言って頑張ったせいで、逆にとても高い買い物になってしまった。世界的に不況の陰がちらつき始めたのに、本格的にインフレになりそうな気配が濃厚である。コイン数枚で気侭な買い物を楽しめるのも、ひょっとすると今のうちかもしれない。

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