2008年3月18日火曜日

法則

電気製品が不調になる。いずれ直るのではと思って使い続けるが、不調は改善せず、仕方なくサービスセンターに電話して修理を依頼する。指定した日に係員が来訪し、「じゃ、ちょっと故障の具合を確認させてください」と言ってスイッチを入れる。するとどうしたことか、さっきまであれほど絶不調だった電気製品が、何事もなかったように動き出す。しきりに謝る私に対して、係の人は「いえ、よくあることですから。一応、掃除しておきましょう。」と言い、簡単な作業を行い帰っていく。そして暫くすると、再び言うことを聞かなくなるのだ、

1月の初旬にパソコンを購入した。なぜか最初から電源スィッチの調子が悪く、起動するのに手間がかかった。本来ならば初期不良として、メーカーに交換を要求するところが、切羽詰まった用事があって必要なくなるまで使い続けることになった。そして修理に出す余裕ができ、ようやくサポートセンターに電話して、状況を説明して修理依頼をした。そして、わたしは受話器を置いて、何気なくパソコンのスウィッチを入れると、こともあろうに、今までの不調が嘘だったように起動した。例の法則が、また働いたようである。

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