2008年8月2日土曜日

とりあえずサンド

このところ食欲が減衰している。食べようとすれば入るのだけど、気分のほうは嫌々で精一杯の状態。だから毎晩、サラダを突っつきながら酒ばかり飲んでいる。いけないなあと思いながらも、自分が欲しいもの摂っていればそれが一番自然なのだと、モンテーニュも書いていたので、それで良しとすべきか。

昨夜は遅くまで起きていたので、今朝は珍しく空腹を感じた。しかし買い物をさぼったせいで、冷蔵庫の中は空っぽ、パンときゅうりのつけものしか残っていない。やれやれと思ったとたんに、さっきまで空腹だったのが、たちまちに食欲を失ってく気配。慌ててパンを焼いて、それだけでは喉を通りそうにないので、汁気のあるつけものを挟んで、とりあえずサンドにしてみた。それがなんとまあ、偶然に絶妙の美味さ。つけものの酸っぱさと、マヨネーズがいい具合に混じりあっている。普通の生きゅうりを挟むより確実に美味い。晩ご飯はこれに、バジルでも足してみようかな。

政府が景気の基調判断を引き下げる方針だという。いままで成長の芽を摘むまいと、いろいろと表現を工夫してきたのだろうが、さすがに嘘はつき通せませんということか。民のほうは、とっくに不況モードになっているのにね。今朝の代わり映えのしない老人内閣の面々を眺めていて、これが鏡に映るわれわれ日本人の姿かと思うと、胃の中に鉛の塊を重く感じるのである。

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