豪遊

最近評判の、「ホテルのバー」で豪遊した。仲良し4人組で会食した後、物足りないのでもうちょっとという話になった。バーにでも行こかと提案が出たが、馴染でないと面倒だし近所に知ったとこないし、じゃあホテルで一杯やろういうことに決まる。

入ったのは都心のホテル。従業員にバーまで案内してもらい、おっさんのグループなので、ラウンジ席を選ぶ。ちょっと低めの座り心地のいいソファに腰を下ろして周囲を見まわすと、広いフロアにゆったりとテーブルが配置されて、客同士の話し声はほとんど聞こえない。もちろん居酒屋でないので酔っ払って騒ぐ酔客はおらず、またタバコの煙で燻されることもない。少人数でテーブルを囲んで歓談するなら、やっぱりホテルを利用するに限る。

ワインリストを持ってきてもらい、つまみを少しと仲間が勧める銘柄をボトルで注文する。出されたワインはお勧めだけあって、そこそこに上質。グラス片手に談笑するうち、あっという間に時間が過ぎる。勘定を頼むと、割り勘で一人分がちょうど映画のチケット程度だった。いい年をした大人が使う金額としては、実にささやかなものである。いわゆる庶民がパチンコ屋に行ったって、その倍くらいは使っているだろう。まして首相の夜遊びが庶民感覚とかけ離れていると批判する野党の政治家は、いったいどういうところで遊んでいるのだろうか。おそらく自分の勘定書すら見たことがないはずだ。

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