2009年2月14日土曜日

macな話

わたしが普段に使っているマックは相当に旧式なので、最新OSであるLeopardをインストールできない。加えて、このごろは興味のあるアプリケーションが利用できないことも多く、そういう場合は妻のマックを遠慮しつつ拝借することになる。幸いこちらは新しいので、あたかも軽トラックからスポーツカーに乗り換えたような操作感を味わえる。もっとも軽トラックでも文句を言わなければそれなりに使えるので、あと数年は辛抱したいと思っている。

ただ全体の使い勝手のことなど考え合わせると、できるだけ最新のものを入れておきたく、なんとかならないかと調べると一つだけ現実的な方法が判明した。つまり起動直後にOpen firmwareを呼び出し一時的にcpuの性能を偽装し、その隙にOSのインストールを実行するという方法。実際に試してみると、何の問題もなく当たり前のようにインストールされて、以前のバージョンと変わらない程度に快適に動作している。おそらくメモリをたっぷり載んでいるのが効いているのだろう。

さて、ここで真っ先にインストールしたアプリはEvernoteである。近頃あちらこちらで紹介されているが、言わばネットの向こう側に置いた雑記帳である。書き散らかしたものやコピーなどをスクラップしてくれ、ファイルのサーチ機能やタグ付け機能もありきわめて使い勝手がいい。それからDropboxも忘れてはならない。これは、向こう側に置いた書類入れとでも言おうか、例えばバックアップファイルなどを放り込んでおき、ほかのマシンで読み込んで同期させるのにもってこいなのだ。わたしは、このところ増えてきた蔵書CD管理ソフトBooksのデータのバックアップ先に指定して、非常に重宝している。あとは、Googleカレンダーのデータと、iCalを自動的に同期させるアプリとか、知らないうちに何かと便利なものがたくさん出てきている。根気と工夫さえあれば、何だって大切に使えてしまうのである。



などと大見えを切ってみたが、昨夜うちに遊びに来た姪が高校の卒業祝いにMacBook Proを貰ったというのだ。おじさんが中古の軽トラックで我慢しているというのに、年端もいかない娘が新車のフェラーリを乗り回しているという格差社会。うーん、正直うらやましいぞ。

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