2009年4月13日月曜日

LED照明


自転車にダイナモを取り付けるのが嫌で懐中電灯を使っていたが、ペダルが軽い代わりに電池の消耗が早いのが頭痛の種だった。そこで出始めたばかりのLEDのライトに取り替えると、あまりに電池の持ちがいいのにびっくりしてしまった。ただ発光色が青白く冷たい感じがするし、そのうえ目を射るような眩しさだったので、すれ違う人に遠慮して点灯していた。いまでは普及が進み、クルマにまでLEDライトが装備されるようになったが、これが室内照明として使われるのはまだ先のことと思っていた。

ところが今年になって室内照明にも十分使えるまでになったという話を聞くようになり、またぞろ新しもの好きのムシが騒いだ。そして、駄目だったらどうしようかと心配しつつ、しかしもはや好奇心は抑えられず、エイヤッとばかりにLEDのデスクライトを注文したのが数週間前のこと。ようやく届いたブツを、組み立てるのももどかしくスイッチを入れると、おおっ、良いではないか!青白くもなく、眩しくもなく、蛍光灯の光とほとんど変わりがない。事務的な仕事や読書したりするに、ちょうどいい感じである。

このデスクライトで一番気に入った点は、省エネとか長寿命というコスト面のことではなく、照明器具としては非常にコンパクトだということにある。以前にも自在アーム式の蛍光灯を使っていたが、頭部が重くて思ったような位置に照明を固定できなかった。加えて、すぐ目の前に大きな照明がぶら下がっているというのは、やはりかなりの圧迫感があった。しかしLEDの採用で器具が小さく軽くなっため、照明を自由自在に固定できるようになったし、また目障りにもならなくなった。とりわけ今回選んだ製品のデザインが、薄い羽のような形状をしているため、照明器具の存在を意識することすらなくなった。こういうことは実用性からは些細かもしれないが、身の回りに道具をのさばらせたくないという人にとっては、けっこう革命的なことだと思うのだ。

4 件のコメント:

  1. lefty13.4.09

    自分も自転車用ライトをピカピカ点滅させていますが、本当に電池のもちがいいです。
    この商品も素晴らしいですね。
    勤務先もLEDの導入を検討中ですが、その世界はどんどん進化しています。
    家では中学時代に買ってもらったZライトに省エネ蛍光管を使っていますが、年数もあるのでしょうがグラグラ(ヨタヨタ)です。

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  2. leftyさんのオフィスはLED照明になるのですか。ずいぶんと進んでますね。
    うちも電球型蛍光灯に切り替えがすんだと思えば、次はLED照明に取り替えです。時代の変化について行くのも大変。
    おそらく、あと10年もすれば街の景色が、今とは全然変わったものになるのではと感じています。

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  3. lefty14.4.09

    いえいえまだ研究中です。事務所内はまだ難しそうなので、エントランス、共用部分や常夜灯に近い場所を切り替えていこうと検討しています。
    でも、まだまだ初期投資が大きいので、なかなか思い切るのは難しいところです。

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  4. そうなんですよ、初期投資。
    LEDを普及させるには、後押しのための政策的な支援が必要ですよね。

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