腹を立てる

葉物野菜が高く、その代わりに根菜の料理が頻繁に登場した2月はもう終わり。こういう時だからこそと思い、ゴボウ、大根にレンコン、ニンジン等々、手を替え品を替えいろいろと料理した。そしてもう根菜にも飽きてきたころ、ようやく値段が落ち着いてきて、金曜の夜は久しぶりに野菜を大人買い。


量が多すぎて一度では食べきれないので、半分は干して翌日に持ち越し。瑞々しさを味わう場合はサラダで、うまみを引き出す場合はちょっと干して煮物や漬け物にするのが流儀である。ひと手間掛けるだけで、全然味が違うのだ。


それにしても、いつの間にかじわじわと、食料品の値段が騰がってしまって、安いのは賃金だけになったような。細かいようだが、すこし以前は千円札一枚で買い物の用は十分に足りていたのに、今では全然追いつかない。ひょっとすると、すでにスタグフレーションは始まっているのか。

ニュース番組で、高騰する食料価格に対処するために、価格統制が必要だという人がいたが、そんなことしたら農業に携わる人がいなくなるではないか。安いときは大歓迎で、高くなると価格統制とは、なんともムシのいい話。そういう安易な発想が、いつまでたっても健全な農業経営が根付かない原因となっている。おまけにそのコストは、結局は消費者の負担になるのに。

ちなみに日本では供給される食糧の4分の1近くが廃棄されているそうだ。つまり、まだまだ食料価格は値上げする余地があるということ。それが嫌なら、飽食を止めて、必要な分だけ食べればいい。需要が減れば、値段も自ずから下がるだろうに。そんなこと考えているうちに、むしょうに腹が立ってきた。

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