2012年5月21日月曜日
カラス、ニンジン
昨日のこと、スーパーで根菜や葉ものなどを買って、その途中でドラッグストアに立ち寄りました。買い物袋を下げて入店するのが嫌だったので、それで自転車に荷物を乗せたまま駐輪場を離れたわけです。まあ道で財布を落としたって、ちゃんと持ち主に戻ってくる日本。買い物袋を開けて悪さをするような人なんて想像できませんから。
それから程なく、用事を済ませて駐輪場に戻ってみると、あろう事か、自転車の買い物袋が乱雑に開けられているではありませんか。暫し、いかに防犯意識が甘かったかと自分を責めました。ところが袋の被害を観察すると、何か尖った道具で突いたり、引き裂いたりしている。もしやと思い周りを見ると、目の前の電線に数羽のカラスが止まっていて、じっとこちらを窺っている。そう、間違いなく、犯人はあのカラスだ!
幸いなことに買い物袋が破られただけで、盗られたものは何もない。袋の中は野菜ばかりで、連中の大好きなアブラものや肉製品が全然入ってなかったからです。喜び勇んで買い物袋を襲撃したのに、お目当ての獲物がなくて落胆していると思うと、電線のカラスがちょっと哀れ。そもそも似非ベジタリアンを狙ったのが間違いの元でしたね。
さて、このところのマイブームなのが、写真の千切り用スライサー。これまで千切りは包丁でしてたのですが、手間が掛かるので多くは作れませんでした。それがあっという間に出来るので、調子に乗っていろいろと野菜を切り刻んでます。特に、これで作るニンジンサラダが美味しくて、ニンジンが安いときに買い込んで、大量に作って食べてます。適当にドレッシングを作り、酒のつまみで余った種やナッツ類なんかを、これまた適当に混ぜてできあがり。簡単ですが、これが結構いけるのです。ちょうどカラスの襲撃を受けた日も、袋の中には安売りニンジンがどっさり入ってました。しかし連中はニンジン嫌いのようで、嘴で突いた跡すらなかったです。
人間より、よほど油断ならないのがカラスという、都会の中の暢気な田舎のとりとめもないお話でした。おしまい。
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