電気使用量と、ちょっと思うこと


子供の頃に、「絶対」という言葉を使うなって、注意されませんでしたか。絶対に許せないとか、絶対反対とか、そういうことを言うといつも叱られました。だから、いまだに安易に「絶対」を使うのには抵抗があります。

とくに居心地悪く感じるのは、誰も表だっては否定できない価値を前面に押し立てて、一定の主張をする場合です。たとえば「平和を守る」とか「命を大切にしたい」とか、それは「正義」という名の「絶対」です。そしてこれらが具体的主張と結びついたときに、例外を許さない小児的独善となり、それってファシズムとどう違うのかと、強い違和感を覚えるのです。

日本の国は、明治維新以降、最大の危機に直面しています。いくつもの巨大で複雑な難問を突きつけられ、しかも解決の手本がなく、運悪く時間的余裕すらない。そんなピンチに追い込まれた際に大切なことは、できるだけ選択肢を残しておくことです。可能性ある選択肢を残し、たとえ降伏する場面でも、助かるものは少しでも助けて、次に繋げなくてはならないのです。

このような時に、例外を許容しない「絶対」という言葉は、自己の立場にこだわるあまり、意志決定の柔軟性を奪い、ひいてはすべてを失う結果を招く危険がある。くわえて、正義を主張する人たちは、往々にして問題の解決よりは、むしろ正義を主張する自己にしか関心がないようにすら見えます。正義という名の絶対の前では、複雑な問題の解決は不可能ではないでしょうか。

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今月の電気使用量、148kWh。前年度比16%減。一昨年度比では34%の減少。季候の良い今の時期は無駄を省くだけなので節電も楽ですが、暑くなるこれからは汗と我慢も必要になるので大変です。

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