2012年8月20日月曜日
深夜のオムレツ
村上春樹のエッセイを読んでいたら、オムレツについて書かれてました。このところ毎朝ずっとオムレツを作り続けている、と。そうなんです、「チャーハン雑感」のところでも述べましたが、料理はある期間継続的に作らないと上達しないんです。それからフライパンは直径が18センチのものをオムレツ専用にすること、とも。かつて自分も同じように教わり、18センチの鉄製フライパンを入手して練習したものです。しかしその後、こちらはオムレツにはとんとご無沙汰。フライパンは餃子を焼いたり、ときおりソーセージを炒めるくらいにしか使ってませんでした。
それで昨晩、久しぶりに鉄のフライパンでプレーンオムレツに挑戦する気になりました。一人前なので卵は2個、ボールの中でしっかりと溶きます。あと、詳しいコツは忘れました。塩加減も、火加減も適当に・・・です。ただ、強火でない方が熱をコントロールしやすく、作りやすい気がする。
ところが、いざオムレツを焼いてみると、フライパンの縁に卵がこびり付き、以前のように上手に返せない。仕方がないので、菜箸で端っこを折り返しつつ、トントントンと柄をたたきながら形を整えました。火を切ったらオムレツが余熱で蒸れないうちに、とっとと皿に載せてやります。もし火の通りが甘い場合は、逆に余熱で調整することもありますが。
いやはや、見た目は今ひとつですが、中身は一応トロトロの仕上がりです。もし写真で食欲をなくされたら、お詫びします。村上さんに倣って、しばらくのあいだ精進してみましょう。それでちょっと思い出したのですが、オムレツの代わりに布巾を小さく畳んで、フライパンの上で返す練習なんかも繰り返しやってました。当時は暇だったのですかねぇ(笑。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
-
40年近く前の頃だが、日本で最初に発売されたパソコンで、戦争ゲームを楽しんでいたときがあった。パソコンゲームと言っても今のような動画を楽しむものでなく、むしろ将棋ゲームに近い戦略ゲームと言ったようなものだ。ゲームの内容は、歴史上実際にあった有名な戦争を下敷きに、プレイヤーがどうや...
-
「 日本の「安心」はなぜ、消えたのか 」 山岸敏男 安心社会の原理とは、固定メンバーの相互監視によって集団規律を維持し、安全コストを最小限に抑えようとする社会原理。相互監視という機能に依存するので、リスクをとって他人を信頼する必要がない。ただし、他者を排除する必要があるので、...
0 件のコメント:
コメントを投稿