温泉でタブレット


近年タブレットPCの話題が急激に増えてきました。アップルから始まって、グーグル、アマゾンそしてマイクロソフトと矢継ぎ早の新製品ラッシュ。携帯用PCのトレンドが一気に変わってきたのを強く感じます。それからクラウドサービスも充実してきました。個人でデータを管理する必要がなくなり、ポケットサイズの端末を操作して、時間や場所を問わず瞬時に情報にアクセスできるようになりました。机の前でパソコンを操作する時代はもう終わりでしょう。パソコンを設置するために大型の机を新調して、どうやって機材をレイアウトするか頭を悩ませた頃を懐かしく思い出します。

週末に、いつもの温泉に行ってきました。露天風呂につかって読書するのが、何より楽しみなのです。今回は新書を1冊と、タブレットPCを持って行きました。電子ブックをダウンロードしたので、試しに温泉で読んでみようと思ったからです。タブレットの重量は337グラムで、ちょうど新書2冊分。なので、本のように片手で支えて読み続けるというのはちょっと厳しい。しかしその一方で、タブレットは発光するので、照明のない露天風呂でまったく不自由しませんでした。これまでは暗くなると本が読めないので、夜間の温泉が退屈でしようがなかったのですが、タブレットのおかげでその問題が解決しました。

もうひとつ、考えてもみなかったことが。それは露天風呂でホテルの無線LANが利用できたことです。知らないうちに繋がってびっくりしたのですが、さすがに利用しようとは思いませんでした。せっかく日常から離れてくつろぎに来ているのですから、しばしネットからは距離を置きたいのです。しかし動画サイトで登録しているお気に入りの落語を聞きながら湯に浸かれば、もっと楽しいだろうと思ったのは事実。タブレットがあれば、いつでもどこでもコンテンツを自由に視聴できるというのは素晴らしいけど、自分でその限界線を引くことも大切だと思います。

温泉でタブレットは思いのほか快適でした。しかし、今回は貸し切りが原則の温泉なのでタブレットを持ち込んだのですが、そうでなければ人の目のあるところで使うのはさすがに憚られると思います。ぜんぜん気にならない人もおられるでしょうが、わたし自身はレストランなんかで電子機器類を操作している人を目にすると、なんだか興ざめしてしまうくちなので。便利なのは確かなんですが、どこまでが許容範囲なのか悩むところです。

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