2013年10月19日土曜日

ハナキン


妻と夜遊びしてきました。
六本木でジャズボーカルのライブがあったのです。
7時からと9時半からの2ステージでしたが、あえて遅い時間を予約しました。
いい年したおとながたまに遊ぶのだから、そりゃ遅い方がいいだろうということで。

食事をし、酒を飲んでほろ酔い加減でライブハウスに行きます。
開演まで1時間前というのに、ロビーは開演待ちの客で既にごった返している。
客層はというと、ちょうど私たちと同年代を中心に、仲のいいご夫婦とみえる人たちが半数程度。
揃って若い頃からのファンなんですね、たぶん。
女性の皆さん方も、ご自身の役割がよく分かってらっしゃる様子で、ライブ会場の夜を華やかに盛り上げてました。

席は、いわゆる砂かぶりで、ずっとステージを見上げる窮屈な格好になりました。
しかし悪くなかった。
PAを通さない、ボーカルの生々しい息づかいや、楽器の音圧が直接に感じられて、いかにもジャズのライブに相応しい体験が出来ました。
この点、だだっ広いライブ会場だと冷静に、あたかも演奏を採点をしながら聞いているような感じになってしまい、どうしても音楽に酔えないんです。

ライブが終わり店を出ると、早くも午前0時が迫っています。
若い頃なら、これからもう1軒遊んで帰ろうというところですが、さすがに無理は出来ません。
それに私は、運転するためノンアルコール飲料ばかり飲んでたので、家に帰って本物の酒を飲みたくなっていました。

駐車場からクルマを出すと、案の定タクシーの渋滞に巻き込まれました。
深夜にもかかわらず、人通りが多く、見たところ景気は悪くないですね。
こんな時間にこういう場所、滅多に通る機会がないので、記念に写真を撮っておきました。

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