2013年11月30日土曜日

冬支度


11月の最終日。明け方の冷え込みが厳しく、窓はびっしりと結露してました。
遅ればせながら、冬用のコート、手袋を出しました。
去年作った出窓の蓋を取り付け、寝室の窓辺にはヒーターを設置。
そしていつものガスストーブ。
今年の冬も寒くなりそうですが、家の中ではしっかりと厚着をして乗り切りたいと思います。

そして今月の電気使用量は122kWh。前年同月比、21%の減少。
先月は141kWhで、前年比17%の減少でした。
節電意識はあったものの、まだおおらかだった2010年と比較すると、年間約40%以上の節電を達成したことになります。

毎年これで精一杯かなと思っていても、実際はいくらでも節電が可能でした。
震災後に急遽契約アンペアを20Aに下げてもらったのですが、幸いブレーカーが落ちたこともありません。
できればもう一段契約アンペアを下げるつもりですが、さすがにこれは大変かもしれない。

電気代を食う古い電気製品は、だいたい最新型に入替えました。
あとは電子レンジやトースター、ドライヤーなどを処分するかどうか・・・。
これまでは単純にムダを無くすだけの楽な節電でしたが、これから先は、日常の快適性を犠牲にする厳しい節電になりそう。

これ以上の節電は、もはや気が乗らないというのが本心です。

2013年11月29日金曜日

初冬の旅

南仏の小都市に数日間滞在しました。
観光地じゃないので知名度は低いですが、歴史ある美しい町です。
家を出てから飛行機を乗り継ぎ、宿の扉を叩くまで20時間。
遠いようで意外に近い。さすがに体力的にはしんどいですが。

翌朝、時間があったので近所を歩き回りました。
夜遅く到着したため分からなかったのですが、周辺の景色が想像以上に素晴らしく、久々に楽しい散歩です。
水道橋のたもとでは露店市場が開かれ、早朝から賑わってます。


小高い丘に上がると視界が開け、明るく乾いた地中海の風が頬を撫でる。
ぐるりと360度、南は海、北には緩やかな丘が連なっているのが望めます。
心が自然と満たされる風景。



町の中心部は石造りの建物が狭い路地を挟んで立ち並び、迷路のようになっている。
石畳の小路を歩くと、カツカツと靴音が本当によく響きます。
それがいかにもヨーロッパらしい風情。


当地では失業率がとんでもなく高くなってますが、地方都市のせいか、物乞いやホームレスといった人たちがほとんど目につきません。
だけどここでもやはり、名物のデモに遭遇しました。
何を言っているのか、よくは分かりませんが、馬のお尻に付加価値税の値上げ反対と書いてありました。


泊まったのは静かな住宅街にある、個人経営の小さな宿。
主人が1階に住み、客室は2階に4部屋という構造。
看板のないごく普通の民家なので、盗難などの心配がありません。


2階の中心にダイニングキッチンが備わり、大テーブルを囲んでゲストが食事をとるというスタイル。
シャープでモダンなインテリアです。
もちろんキッチンは誰もが自由に使えます。


この手の宿は安くて便利で安心ということで、家族連れや女性グループに人気です。

2013年11月10日日曜日

ベストでなくても

ネットの詐欺紛いの商法や食品偽装が社会問題になってます。
ああ、やっぱりそうなんだ、というのが率直な印象。
驚きは全然ありません。

昨今の勤労者の可処分所得が増えないばかりか、むしろ減る一方の状況で、消費者が買い物に失敗できなくなったという話を聞いたことがあります。
誰しも貴重なお金を使うのですから、絶対に後悔したくない。
たまに外食するにしても、食べて損したというような経験はまっぴら。
だから皆、神経質なくらいネットで情報を集めて店を選ぶわけです。

同じお金を出すなら、より美味しく、よりたくさん食べれる店。
同じ分量なら、より美味しく、より安く。
食事で比較できなければ、よりサービスがいい店を。
そういう厳しいチェックを毎日受けながら、星の数ほどある同業者が競争するのですから、本当に大変なことです。
そして一生懸命サービスに努めても、素人の気楽な批評で評判を落とすこともあるでしょう。

かつてリーズナブルな値段で美味しい料理を提供する店があり、仲間内の口コミで評判でした。
それがテレビに出たとたんに、偶然かもしれませんが、首を傾げるほど悪くなったのです。
まだブログやツイッターもない頃でしたから、噂が広まることがなかったのでしょう。
以降もたびたびマスコミに取り上げられ、いわゆる「行列の出来る店」になりました。
仮にそれが今だったら、一瞬で情報が伝わり、強いバッシングを受けたかもしれない出来事でした。

勝手な想像ですが、大衆相手の飲食店はどこも必死に戦っているのでしょうね。
消費者が、お金を最大限効率的に使おうとすればするほど、飲食店がぎりぎりの商売を強いられる。
ストレスだって溜まるでしょうし、魔が差すことだってあるでしょう。
もし儲けられる余地があれば、そのために実害のない範囲でズルをしたとしても責めることは難しいと思います。

最近は人件費が上がり、円安と需給の影響で原材料価格が上昇し、それでも値上げが難しい。
さて、そういう中でどうやって安定的な利益を確保するのでしょうか。
私には想像がつきません。

もう少し、私たちは、大らかでいられるといい。
サービスにベストを求めず、ほどほどで満足できるといいな。
そして飲食店で働く人たちを、追い詰めないようにしたい。

私には10年以上通い続けている店が幾つかありますが、調子がいいときがあれば悪いときもあります。
しかし残念なときでもご馳走様といいます。
おいしいときは、何度でもおいしかったといいます。
彼らがこれからもずっと商売を続けられるよう、出来るだけ長く応援したい。
それが巡り巡って、他ならぬ私たちを幸せにすると信じているからです。

100年の人生

テレビCMで”人生100年”という言葉が出てきて、ちょっとびっくりしました。数年前から、100年を前提に人生設計すべきということが語られるようになってきましたが、もはや常識のレベルにまで上がってきたということでしょうか 人が当たり前に100歳まで生きる時代が到来するなんて、少し...