2014年3月18日火曜日

節電、原発、春一番


例年3月にもなるとエアコンはほとんど使わなくなるのですが、寒さが続いた今年はさすがに毎日のように運転しました。
その結果、今月の電気使用量193Kwh。昨年比でなんと50%も使用量が増えていて、その数字に我が目を疑いました。
日頃から節電節電と喧しく唱えるくせに、少しでも気が緩むとこの有り様です。

原発が必要にならないように、個人として出来る限り電気は使わず、不足分は都市ガスと工夫で乗り切るようにしています。
しかし、電気ばかりかガスも値上がりし、今年の我が家の光熱費は節エネの努力をあざ笑うかのように増加してます。
更に、今後もしロシアへの本格的な経済制裁が実施されると、天然ガスの需給がタイトになって値上げに拍車がかかるはず。
消費税まで上乗せされると、さて一体いくらかかるのか。

政治的にちょっと不謹慎な物言いになりますが、私は原発に反対でありません。
チェルノブイリ事故以降、むしろ原発を都心に誘致すべきだと考えているくらいです。
お台場のあたりに、東京の電力を賄うための原子炉建屋がずらりと並ぶ風景はさぞ壮観でしょう。
電力だって地産地消、送電ロスが少なく経済効率がいい。それに何より国民の防災や安全意識が飛躍的に高まります。東京一極集中がなくなり、地価も下がる。ただひとつを除いて、良いこと尽くめ(笑。
もしもそれが嫌なら、電気の大量消費を止めるだけのこと。住民が一丸となって節電に徹すれば、日本の電力問題は半分以上解決したも同然でしょう?

冒頭の写真は、昨年旅先の車中で目にした原子力発電所。日本と違い向こうでは、内陸の川沿いにもたくさんの原発が存在します。
地震が起きないということを前提にしているようですが、慢心こそが重大事故を引き起こします。いつだってそうなのですから。

ようやく春一番がやってきました。週末はエアコンの清掃をするつもりです。

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