2014年5月27日火曜日

「でんき家計簿」

過去10年にわたって、電気、ガス、水道等の光熱費の使用量、金額を表計算ソフトで記録しています。
以前は家計簿にまとめて記録していたのを、省エネを意識するために別立てにしたものです。
ダイエットの一手法として、毎日の体重を記録するだけでも効果が上がると言いますが、光熱費を記録するのも同様な効果があると思います。
ただ、ひどく地味な作業なので、誰にでもお勧めできるようなものではない。
 
東京電力の「でんき家計簿」という家庭向けの電気使用量照会サービスがあるのを知り、さっそく使ってみました。
電気使用量と料金が自動で記録され、利用者がそれをグラフで確認して節電に努めるという趣旨のサービスです。
これならば、電力会社が勝手に記録してくれるので、手軽さという点で優れています。
ちなみに「でんき家計簿」で見た、我が家の電気使用量と利用料金のグラフ。


昨年度との比較しかできないのが残念ですが、節電の努力がグラフになって現れるというのは嬉しいものです。
赤の折れ線は、同じ契約容量利用者の平均使用量ということで、なにげに競争心を煽る工夫もされています。
うちは20アンペアですが、今年の冬は寒くて頻繁にブレーカーを飛ばしました(笑。
そこでグラフを見ると、冬場はよそのお宅より、かなり多く電気を使っていることが分かります。
家の中では、かなり厚着をして頑張ったつもりですが、そんな程度ではまだまだ甘いということらしい。


料金の方は、この2ヶ月使用量は下がっているのに、金額には変化がありません。
じわじわと値上げの影響が出ていることが、グラフ上で一目瞭然です。
近々再値上げするという話なので、今後も電気代から目を離せません。

このサービス、いい試みだとは思いますが、1年分の記録しか参照できないという点が惜しい。
節電というのは、息の長い地道な努力なのだから、その成果を確認するには数年分の記録が必要になります。
そしてもうひとつ、電気ばかりが光熱じゃありません。
都市ガスはもちろん、上下水道だってエネルギーを使っているのだから、これらをトータルに把握できなくては省エネの意味に乏しい。
関連会社が共同して運用する、一括してエネルギーの利用状態を確認できるようなサービスがあると素晴らしいのですがね。

2014年5月21日水曜日

東経135度の街へ

前回明石の街を訪れたのは学生の頃。当地出身の女性に連れられて、名物のたこ焼きを食べに行きました。
たこ焼きといっても普段よく目にするあれでなく、出汁に浸して食べるふわふわとろとろの明石焼きというもの。
さほど遠くない場所で生まれ育ちながら、このようなたこ焼きがあったことすら知らず、初めての味にすっかり魅了されたものです。
また食べたいなと思いながらも、その後はずっと東京暮らしで再び出会う機会はありませんでした。
しかしようやく再訪するチャンスを得て、やっと思い出の明石焼きを堪能してきました。


15個も並んで、たったの600円。
当時とそんなに値段が変わらないような気がします。
その代わり、タコが若干小さくなった感じもしますが。
昼飯代わりに食べましたが、これだけでもうお腹が一杯でした。
他にも試したいメニューが並んでましたが、残念ながら今日はここまで。



明石といえば鯛や蛸をはじめとする海産物が名物。
新鮮な魚を求めて商店街を歩き回りました。
訪れたのは日曜でしたが、店先ではその日捕れた魚が文字通り飛び回ってました。
鮮魚店はそれほど多くないですが、どれも活きが良くて何を買うか迷ってしまいます。


ちょっと目を離すと脱走する蛸たち。
明石の蛸は立って歩くと言われますが、この日はちょっとお疲れのご様子でした。


記憶では、もっと活気あふれる街だったような気がしますが、ここも他の地方都市の例に漏れず、やはり静かに老いていく街という印象を持ちました。