2014年7月12日土曜日

我が家の地震対策


いま、防災対策の見直しに取り組んでいるところです。
東京で暮らし始めて以来、自分では真剣に取り組んできたつもりでしたが、首都直下型地震の切迫度からするとまだまだ甘いと反省したからです。
我が家での対策は長年、「いずれやって来るかもしれない」地震を想定したものでした。
しかし、3.11以降の劇的な国土の変化によって、特に太平洋沿岸では、「今この瞬間に起きる」地震を想定した対策が必要になりました。
想定を超えた巨大地震を念頭に、出来ることはすべてやっておこうと考えてます。

最初に手をつけたのが、家具の転倒防止策です。
従前は天井と家具を市販のつっかい棒で支えてましたが、思いのほか効果が期待できないことが判明。
何しろ上下を点で支えているだけなので、想像もつかない加速度をともなう横揺れには文字通り、屁の突っ張りにもならない。

そこで考えたのが、発泡スチロールの箱と板を天井一杯に詰め込んで、横揺れに対する抵抗を増やすという方法。
スチロール板の厚みを多めにとって、そこに箱を力任せに押し込むという要領で、かなりの重労働となりました。
これならばタンスが横に移動することはあっても、転倒する危険は少ないのではないかと思います。
最悪、睡眠中に揺れ初めてから目を覚まし、さらに防御態勢に入るまでの、わずかな時間稼ぎにはなるでしょう。

神戸の震災では、タンスの引き出しや大型テレビが真横に吹っ飛んだといいますから、決して安心できませんが・・・。
しかし室内で負傷する確率を、数%でも下げることが出来るならそれで可としましょう。

ついでにただの空箱にしておくのは勿体ないので、箱に非常食や備蓄品を入れることにします。
政府は一人一週間分の食料を推奨してますが、実際に箱詰めしてみると、一人分がちょうど大型の箱一個分になりました。
加えて水や非常用の燃料なども充実させなくてはならず、すべて準備し終えるにはかなりの手間がかかりそうです。

先日読んだ本では、20年以内に確実に巨大地震が襲うとありました。
これは交通事故に遭遇する確率より高いらしい。
明け方、久し振りに携帯の緊急地震警報が鳴り響き、そのまま眠れなくてこのブログを書きました。

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