2014年9月24日水曜日

スマホに迷う

春先の出来事です。
満開の桜を眺めていると、傍の家族連れからシャッターを押してくれないかと頼まれました。
そこで手渡されたのがiPhone。
どう扱って良いか分からずにまごまごしてたら、スマホ使いの妻が横から取り上げて、たちどころに数枚の写真を撮影しました。
いやはやショックです。
思わぬ場面で、世の中から取り残された老人達の寂しさを味わいう羽目になりました。

これはいかんと猛省し、このたび新型モデルの登場にタイミングを合わせてiPhoneの予約をしました。
もっとも普段使いではガラケーに慣れているので、注文したのは海外で使う予定のSIMロックフリーのタイプ。
何しろ近ごろは、旅行者にとって、スマホがパスポートと同じくらいに重要な携行品になっていますからね。

今のところ品物の到着を待つばかりという状況ですが、ここに来てちょっと複雑な迷いが生まれてます。
販売初日のアップルの店頭の様子を伝えるニュースを見ていて、なんだか欲しくなくなってきたのです。
転売目的の連中が大挙押し寄せ、各地で騒動を起こしているそうです。
そんな野蛮人のほしがるものは、今更使いたくもないというのが正直な感想。

まだキャンセルする時間的余裕があるので、去年から妻が利用しているAndroidスマホを貸してもらい、休日のウォーキングに持って出ました。
ちなみに妻は電話とカメラ機能しか使ったことがありません。
地図を見たりEvernoteに保存した資料を読んだり、そして風景写真を撮ったりと、旅先でしそうなことを一通り試しました。

ディスプレイが小さいので文字が読みにくいという欠点はありますが、それでも胸ポケットに収まるというコンパクトさは非常に魅力的です。
タブレットPCと上手に使い分ければ、かなりの利用価値がありそうです。
わざわざ買い替えなくとも、これをそのまま旅行に持って行けばいいわけで、やはり自分には不必要ですかね、iPhone・・・。


秋が深まってきて、水路脇の彼岸花がきれいです。


恒例の秋祭りで、いつも渋滞気味の道路がホコ天になってました。
すっきりとした青空が、心なしか高く見えます。


まったく知らなかったのですが、GPSを作動させていると、写真情報に撮影位置が記録され、グーグルマップに反映されるのですね。
旅行中の写真は、どこで撮ったのか分からなくなるものも多いので、これはもの凄く重宝です。みんながスマホで撮影する理由に今更納得。
工夫しさえすれば、立派にお散歩カメラとしても使えるわけです。

2 件のコメント:

  1. 自分は会社支給のiPhoneと、個人のiPad、(WiFi)そして個人のガラケーを使っていますが、iPhoneがメインとなっています。
    カメラも持ち歩かなくなるし、電車で本を読む時間も短くなるのでいいのか悪いのか。
    でも持っていて、決して損はないと思います。
    決めていることは、ゲームを一切やらないことです。

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  2. デジタルガジェットって、気を許すとあっという間に増えちゃいますね。
    それに陳腐化するのが早いこと早いこと。
    あまりに目まぐるしく移り変わるので、もう打ち止めにしたい気分です。

    などと言いつつ、新製品が気になって仕方ありません。
    あと1週間、静かに到着を待つことにしました。

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