晩秋の旅

フランスの南西部を旅行しました。
最初に訪れたのはワインで有名なボルドー。
9年ぶりの再訪です。

飲んで食べて散歩する、というだけの緩い旅行なので特に目的はありません。
しかしせっかくの機会なので、現地の観光案内所に立ち寄り相談すると、協会の主催するワインツアーを勧められました。
毎晩人一倍飲んでいるくせに、ワインのことなど全然知らないので参加することにしました。


様々な国の人たちと一緒にバスに乗り、ボルドーの丘陵地帯に点在するワイナリーを訪ねます。
ガイド氏はフラ語と英語を交互にあやつり、それに加えて参加者達のそれぞれの言語が混じり合って、賑やかで楽しい見学会です。
それに引き替え工場の中は、ブドウの収穫、発酵、貯蔵の各工程を終え、厳しい冬に向かって深い静寂が支配しています。


見学会が終わる頃には、日は沈みかけ、ブドウ畑には晩秋の長い陰を引いていました。
そのつかの間の贅沢な風景に、私はしばし呆然と見とれてしまいました。



 当地で投宿したのは、立派なキッチンのついたアパート。
大きな寝室が二つもあり、全体の広さは我が家の優に3倍以上。
生憎広い家には慣れていないので、何をするにも面倒で仕方ありません。
何しろ「立って半畳、寝て一畳」が信条なものですから(笑。


数日間、豪邸の暮らしを体験しました。
しかも長期滞在向けのアパートなので、ホテルよりずっと安いのです。

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