2016年7月4日月曜日

若者たちへの助言

参議院選挙が近づいてますが、選挙カーの騒音もそれほどでなく、そこそこに平穏な休日でした。
いつもなら期日前投票を済ませているはずが、今回はいきなりの猛暑で投票に出かける元気を失いました。
投票日に並んで投票するのが嫌なので、なんとか今週中にやっつけておきたいと思ってます。

さて今回の選挙から、選挙権の年齢が引き下げられました。
反対意見もありましたが、わたしは素晴らしいことだと思ってます。
18やそこらで政治なんか分からんという、なんだか意味不明で理解できない意見も多かったですね。
18で政治が分からないというのなら、たぶん50になっても分からないだろうし、この先呆けてしまえば何も分からなくなる。
むしろ、国民全員に選挙権を付与して、赤ん坊や幼児はその親が、その子の利益のために代理で投票する権利を与えるべきだと考えるくらいです。

なぜか。
あまりにも高齢者が増えすぎて、現役世代より政治的パワーが強くなりすぎているからです。
本来人間は利己的であり、政治の世界では発言力の強いものが利益を総取りする傾向にあります。
そうすると、発言力のない子供の未来はどうなってしまうのか、それがいちばん心配です。
極論を言うと、年金受給開始から選挙権を停止して、選挙人の世代バランスを図るくらいのことは必要だと思う。

白状すると、自分とて現実の政治のことは全くわからない。
まして実際に誰に投票すれば良いかなど、人柄や見識がわかっていれば別だろうが、政治家と接点のない者にとって投票はほとんどギャンブル。
わずかな主張と写真と名前で選ぶしかないのですから。
実際そのリスクは、18歳だろうが50歳だろうが、変わらないでしょう。
いや50歳の方が様々な偏見でがんじがらめになっている分、間違った判断をするだろうし。

私の場合、いつも意中の候補者がおらず、投票直前か、ひどいときは投票所で鉛筆を握ってから、目の前のリストを眺めて決めています。
いわゆる無党派の典型行動ですが、しかし政治に関心がないわけでない。
出来れば投票行動で人々に貢献したいと願っている。

しかし、なにもできない自分が選挙でやれることを考えると、それはひとつしかない。
すんわち毎回必ず選挙に行って、できる限り女性と若者を優先し、高齢の男性候補者を引きずり下ろすこと。
彼らが有能か無能かは関係なく、できるかぎりすべての国民の利益が政治レベルで公平に反映させることを狙います。
革新か保守かといった茶番の政治スタンスは無視して、機械的に単純に決定すれば足りると思う。
そうすれば、だれもが難しく考える必要なく、気楽に投票できるでしょう?

民主主義にとって、誰を選ぶかということより、毎回投票することこそが重要。
淡々と仕事を片付けるように投票しましょう。
そうでないと政治に絶望したり飽きたりして、投票に行かなくなってしまいます。それが一番まずい。
以上がこんど初めて投票する若者たちへの助言です。

以上のようなアイデアでこれまで投票してきたのですが、同じ主張をしている方がいて、私の暴論もそんなに的外れでなかったのかなと思ってます。

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