ちょっとね、人生の一区切りがついたので、3月の終わりに妻と修学旅行に出かけた。
今年の春はコロナの影響でインバンドがないので、桜咲く古都をのんびりと散策するには今しかないと思ったのだ。
京都に奈良、そして伊勢神宮。ホントにありふれた行き先なんだが、大人になってからはほとんど縁がなかった。
国内なのだから行こうと思えばいつでも行けそうだけど、おそらくこんな機会は最後だし、今行っておかないときっと後悔するという気がしたのである。
それで、いの一番に訪ねたのが、定番中の体場、清水寺。
僕は初めてだったのですが、ずいぶんと旧坂を登るのですねえ。思いのほか息が切れる。
妻は途中、キョロキョロと辺りを見回し、この辺でゼミのみんなと写真を撮ったのだけどな あ、と当時を懐かしく振り返っている。
あとはお互いよく散歩した岡﨑公園とか鴨川の河原とか、改めて歩き回るとこれが結構しんどい。
当時は市電やバスにも乗らず、よくもまあ何キロも歩いていたものだと、その若さに感心するばかりなり。
今回は定額パスを使って、こまめに乗り継ぎながらの市中散策だ。
当時から寺社仏閣には関心がなく、会えば大抵喫茶店でお喋りばかりだった。
だから今回も町中を歩き、懐かしい喫茶店でやっぱりお喋りで時間を潰す。
向学心のかけらもなく、なんとも不真面目な修学旅行。
その代わり余った体力を使い、先斗町周辺の社会見学は充実させました。
観光客の少ない京都は、やっぱりええもんですねぇ。
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