ちょっと作業が面倒でしたが、電球ソケットを丈の短いものに取り替えました。オリジナルは白熱灯を前提に位置調整しているので、この部分をLEDの長さに合わせて改造するわけです。滅多にお目にかかれない美しい陶器のソケットだったのですが、残念ながらどこにでもある安物に交換です。それからシェードの位置を固定する部品も適当に工作して付けました。
改めてLEDを取り付け直すと、今度は具合良くシェードの中に収まりました。光の明るさや広がり方は100ワット白熱灯と遜色なし。色合いは、白熱灯特有の黄ばみが抜けて、すっきりと透明で清潔な感じ。電球型蛍光灯の微妙な色合いとは、比べものになりません。料理が自然に見えます。そして発熱の具合はさすがにLED、長時間点灯してもほとんど熱くなりません。これで今まで悩みの種だった真夏の頭上電気コンロ状態ともおさらばです。
さて多少の日曜大工が必要でしたが、古いPHランプと最新のLEDの取り合わせは良いこと尽くしのうれしい結果となりました。結婚当初からずっと使っている思い入れのあるランプなので、なんとか最後まで使い続けたいと思ってましたが、これで問題は一件落着です。耐用時間数が4万時間ということなので、10数年後の次の交換時期には、どんなに素晴らしい製品が登場しているか楽しみでもあります。